モイストペレット

プレートの基本は耐摩耗性にあります。長時間の仕様においてもカド面のダレが少ない特殊銅材を用い、高度に管理された熱処理技術より、最高級の熱処理を施しています。養魚の種類に合わせたモイストペレットのしまり具合や粒度の調整に対しての穴数・厚み・テーパ角度のオーダーはもちろん、砲金やメタルのブッシュ加工もお任せください。

調合され、粘度の強くなったモイストペレットをスムーズにプレート内部へ導くのが内刃の役目。大きな負荷をバランスよくこなすために、角面のRどりや逃げ角など、設計段階で様々な工夫が凝らされています。

モイストペレットを形成する最終段階がこの外刃です。優れた外刃は海中へまいた時の余計な溶け出しがなく、ロスの少ないモイストペレットを作ります。 弊社では独自の研磨仕上げとプレートとの密着性を高める工夫により、長期間良好な切れ味を持続することができます。

錆や、中心穴、摩耗による段差、穴の角が丸くなっているなどの現象が起こっているとナイフとの密着度が低く、切れが悪くなります。

表面はもちろん、穴の中まで十分に清掃し、下地を整えます。 ( 腐食の程度により仕上がり具合は異なります。)

磨耗の少ない内周・外周から当たり始め、穴の周囲を削り取るように磨耗しています。高低差がなくなるまで荒研磨し、穴の角を鋭く仕上げ研磨します。

傷みやすいブッシュも新しいものに変更可能。餌挽きという現場に最も適したブッシュ材を成形・圧入します。

錆止め油を塗布、梱包・発送いたします。修理品の到着から3～5営業日までに処理・即日発送いたします。ナイフの再研磨も承っております。